Petrichor(ペトリコール)
Geosmin(ジオスミン)

雨の降り始めの土やアスファルトのあの匂い。

匂いの名前

1964年にオーストラリアの研究者によって提唱された。
・ペトラ(Petra):ギリシャ語で「石」
・イコール(Ichor):ギリシャ神話で「神々の血管を流れる霊液」
を組み合わせた造語。

匂いの成分

発生する仕組み

雨粒が乾いた地面に当たると、土中の細かい粒子(エアロゾル)が気泡となって空気中に弾け飛ぶ。このとき、地面に蓄積されていた香りの成分が空気中に放出され、私たちの鼻に届く。

関連情報

●『Nature of Argillaceous Odour』(1964)
  乾燥した天候の間に岩石や土壌に吸着された植物油が、雨によって空気中に放出される現象を説明するためにこの造語を用いた。

wikipedia「Petrichor(ペトリコール)」
  乾いた土に雨が降ったときに生じる土っぽい香り
  ・人間の鼻はジオスミンに敏感で、0.4ppb(25億分の1)という低濃度でも検出することができる。
  ・一部の科学者は、祖先が生存のために雨天に依存していたため、人間が雨の匂いを好むのではないかと考えている。
  ・砂漠のラクダもオアシスなどの水源を見つけるのにペトリコールを頼りにしている。

wikipedia「(ジメチルスルフィド)」
  海の匂いの原因となる分子の1つ。