特定の歌のフレーズが頭の中で何度もループして離れなくなる現象。
ボブ・ディランの楽曲「風に吹かれて」がこの現象の代表例として挙げられたため, ディラン効果とも呼ばれる。
心理学用語では「不随意音楽像(INMI: Involuntary Musical Imagery)」と呼ばれる。
脳の「空白を埋めようとする性質」と「記憶の仕組み」にあるといわれている。
イギリスのチャートで成功した曲や、特定のメロディ的特徴(アップテンポで予測可能な展開など)を持つ曲がイヤーワームになりやすいことが示されている。
●『The literary and recent scientific history of the earworm: a review and theoretical framework 』(2018)ガムを激しく噛むことが、脳内の音楽イメージを司る経路を物理的に妨害し、発生を抑える効果があるとして注目された。
●『The song that never ends: The effect of repeated exposure on the development of an earworm』(2023)同じ曲を繰り返し聴くことでイヤーワームが発生しやすくなり、それが翌日のタスクパフォーマンス(ワーキングメモリ)に干渉することが報告されている。